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大丈夫。自由は怖くない

DV男に好かれる女性

DV男は、いつも「自分の奴隷」になってくれそうな女性を探しています。
得意分野のタイプの女性を見つけてつきあい、教育していきます。
得意分野のタイプとは、DV加害者の特徴にあるように、弱くて、教育が簡単そうな女性です。

このページから、DV男に好かれそうな女性の心理・特徴をあげていきます。
でも被害者の場合、加害者ほど共通点がはっきりしていないです。
ちょっとボヤッとした中でも、目立つものをあげていきます。
長くなるので2回に分けて説明します。

DV男に好かれそうな女性の心理・特徴は、
① 地味な女性。
② 自分の意見を言わない、謙虚な女性。
③ 女性らしい(家事が得意な)女性。
④ 親戚・友達が少ない女性。
⑤ 劣等感・罪悪感の強い女性。
⑥ 正義感の強い女性。
⑦ 自分で決められない女性。
⑧ さみしがりやな女性。

の8つです。

他にも要因はあるのですが、多くのDV男はこんな女性が大好きです。
この心理・特徴が多く当てはまると、ずっと狙われ続けますから、気を付けてほしいと思います。
今回は、①~④まで、ひとつずつ説明していきます。

① 地味な女性。

DV男は、女性にお金を使わせたくないです。
自分の女に、洋服や化粧品など、美容にお金をかけるなんてもったいないと考えます。
それには、最初から地味な女性を選べば簡単です。

そして、地味な女性はすれていないので、自分の言うことを聞いてくれそうです。
男性経験も少なそうに見えます。
DV男は、あまり男性にチヤホヤされたことのなさそうな、地味な女性に声をかけます。
甘いふんいきや、たのもしい感じを演出するのが得意なDV男には、かっこうのカモです。

そして、地味なほうが、自信がなさそうに見えます。
DV男はそんな女性なら、自分が情けなくても、ちょっといいところを見せれば、なびくと思ってしまいます。
自分がいつも「上の立場」にいたいDV男ですから、それができそうな地味な女性は大好きです。

最初は女性をていねいに、優しく扱います。
女性のほうは、されたことのない扱いを受け、すっかりお姫様気分です。
そしてゆっくりコントロールしていき、教育して洗脳したあと、ひょう変します。

反対に、派手な女性は、自信がありそうに見えます。
DV男は、女性をコントロールしたいですから、派手な女性は選びません。
反撃される可能性のある女性には、絶対に手を出しません。

地味でいることは、まったく悪くないです。
ですが、どこかで狙われていることを忘れないでほしいのです。

② 自分の意見を言わない、謙虚な女性。

DV男は謙虚な女性、大好きです。
・女性は何も文句を言わず、男の好きにさせる。
・男はそんな淑女のために、身を粉にして働く。
・お互いが尊敬しあい、認め合う関係。
DV男が夢見る、理想の夫婦の姿です。

最初はお互いが、その理想を求めて結婚します。

それが、そのうち、夫のほうは何かがおかしいと思い始めます。
「あれ?この女、思ったよりバカだ。」
「あれ?この女、俺のことそんなに愛してないのかな?」
「あれ?この女、バカなくせに口答えしてくる。」

そりゃあそうです。
誰だって(バカでなくても)テレビ見て笑ったりしますし、冗談言ったりもします。
妻は仕事もしているし、家事もしますから、24時間夫を見つめて、「愛してる!」って言い続けることなんてできません。
そして、暴力をふるわれてまで、だまっていられません。
「いたい」とか「やめて」とか言うわけです。
普通、それを「口答え」とは言いません。

DV夫は、まったく不可能なことを求めてきます。
そして妻ができないので、暴力をふるう。
お決まりのパターンです。

でもDV男は実は、暴力をふるいたいわけではありません。
暴力をふるわなくてすむ、完璧な女性を探しています。
いつも自分のためだけに美しく、いつも自分だけを愛してくれる女性。
いつも自分の身の回りがきれいに整い、欲求も満たしてくれる。
そしていつも何も言わず、支えてくれる女性です。

DV男が求めている、完璧な女性・・・それは「奴隷」という名の「生きた人形」です。
「人形」は、しゃべっちゃいけないんです。

③ 女性らしい(家事が得意な)女性。

自分が女性らしいことをアピールする女性、時々いますよね。
「私実は~、料理(とか編み物とか)が上手いんだよ。」など、かわいく言う女性です。
あまり悪気はなく、好かれたくて言っているという感じです。

私はそういう女性を見るとハラハラして、注意したくなってしまいます。
それは、DV男に狙われるかもしれないからです。
とても危険なアピールです。

かといって初対面の人に、「それはやめた方がいい。」とアドバイスするなんてできません。
目の前に、急にそんな説教する人が現れたら、・・・怖いです・・・よね。

「女性らしいアピール」は、相手がDV男でなくても、おすすめしないアピールです。
このアピールに惹かれてくる男性は、タイプが決まってくるからです。

「女性らしいアピール」をすると、それを期待する男性が寄ってきます。
女性らしいことは全部、してもらおうと思っている男性です。
そんな男性と付き合うと、女性らしいことは何でもしなければいけないような雰囲気になります。
付き合う時、好きな男性を引き付けるために自分を演じていたとしたら、後で困ります。
本当に女性らしいことが好きで、相手に尽くしたいなら話は別ですが、無理して女性らしいことをしていると、そのうち、つらくなってしまいます。

DV男は、女性を選ぶとき、「してもらう」のを前提に考えています。
家事など、家の仕事ができるかどうかは、とても大きいプラス要素です。

料理がいくらうまくても、黙っておく方がいいと思います。
DVでないとわかってから料理をふるまっても、遅くないですよ。

④ 親戚・友達が少ない女性。

DVの被害者になる女性は、きまって頼りにできる人が少ないです。
親・兄弟・親戚や、お友達が少ないです。
この現象は、偶然の一致ではありません。
DV男は、最初からそういう人を選んでいるんです。

DV男は、女性をコントロールし、「社会的隔離」します。
女性の親戚やお友達が多いと、その縁を切らせるのに労力と時間がかかります。
ましてや、両親の社会的地位が高かったり、お父さんが強かったりすると、女性を思い通りにしづらいです。
なら、はじめから少ない女性を選ぶ方が、手間が少なくて済みます。

女性に頼る人が少ないと、誰にも相談できないので、DVが発覚しなかったり、発覚が遅れたりします。
また、後でもめたとき、女性を助ける人が少なければ、逃げきれる可能性が高いんです。
逮捕されたり、訴えられたり、仕返しされたりするのは、DV男も怖いです。

DV男は、知ってか知らずか、自然にそんな女性を選んでいます。
孤独に耐えて、1人で意地をはって生きているような女性を、肌でかぎつけます。
そして、女性に近づき、やさしく心を溶かしていきます。
愛にうえた女性にとっては、やっとちゃんと愛してくれる、救世主のようです。
コロッとだまされてしまいます。

女性がDVだと気づくのは、もう後戻りできなくなってからです。
親戚やお友達が少ない場合は、男性を選ぶ時、慎重にしましょう。

次のDV男に好かれる女性…②では、今回の続きをお話しします。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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